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Yoshi

Seeking Refuge

Dear all,

Hello! It’s Yoshimi here. I’m typing this message in a guest house in
Chiangmai. I have come here for a few days to get away from the
tension in Bangkok. I thought to drop a note to everyone just to let you
 know about the situation in Thailand.

First of all, I am quite safe here in Chiangmai. Even in Bangkok, if
we don’t step into the mob on purpose, there is no danger.

On Saturday, the military and the red shirt group broke into violence.
As a result, up to now, 21 people have lost their life, and over 800
people got injured. They include red shirts, police, military, even
journalists. The sky train in Bangkok was stopped totally on Saturday,
and started to offer limited services at limited stations on Sunday. I
left Bangkok on Sunday evening, and don’t know the stituation at the
moment.

But I heard from the local people here in Chiangmai that the
protesters were disolved, and the stituation seems to be calming down
a bit.

Hopefully, Bangkok will be in peace again in a few days. It’s such a
shame that this 21 people had to sacrifice their life for such an
incident.

But again, please don’t worry about Thailand much. It’s not as bad as
media is covering.

All the best,

Yoshimi

赤シャツ騒ぎを避けてチェンマイへ

皆様

こんにちは、アークどこでも本読み隊の堀内佳美です。
今、チェンマイ(タイ北部)のゲストハウスでこれを書いております。
バンコクでは移動がかなり難しくなってきたので、三日ほどこちらに避難を兼ね
て遊びにきました。
先週末から突然緊迫し始めたタイの情勢をメディアでご覧になった方も多いので
はないかと思い、取り急ぎ現状だけでもお伝えしようと思います。

まず、私も私の友人・知人も、みんな無事でおります。
バンコクは、あまりよい状態ではないですが、騒動の真っ只中にわざわざ飛び込
んでいかない限りは、まず危険はありません。

のんびりとしていたデモの様相が一変したのは、土曜日の午後でした。
王宮の近くで、軍隊と赤シャツ集団が衝突し、銃撃戦になったのです。
結局21人の死者、800人以上のけが人を出す騒ぎになってしまいました。
21人の中には、赤シャツ、兵士、日本人ジャーナリストも混じっていたそうで
す。

その影響を受けて、土曜日の午後から庶民の足であるスカイトレイン、BTSが全
面的にストップされてしまいました。
日曜日には一部復旧していましたが、夕方私たちはチェンマイに向けて出発した
ので、その後の様子はまだよくわかっていません。

ただ、こちらの地元の人のうわさでは、大部分の赤シャツ部隊は解散され、事態
は回復に向かっているそうです。

何よりも、21人もの方が、政権交代という目的のためだけに犠牲になったのは、
選択が自分にあるにしろないにしろ、本当にもったいないことだと思います。
私たちは14日の朝にはバンコクへ戻るのですが、それまでに街が平和を取り戻
してくれることを強く願っています。

自室監禁の朝

今朝、はるちゃん(ルームメイト)とわたしは、トンロー駅で人と会うため、部屋を出ようとしました。
捨てるごみを持って、扇風機を消して、いざ、というとき、ドアが開かないことに気づいたんです。
まず私ががちゃがちゃやって「あれ?」という感じ。
はるちゃんもどんどんたたいて「あららーー」。
下の管理人さんに電話したら、シャワーを浴びているとかで10分ぐらい待ったでしょうか?
夫婦で上がってきて、しばらくいろいろ回したり引っこ抜いたりしていましたが、30分ぐらいで新しい鍵に付け替えてくれました。
とにかくほっとして、管理人さん語夫婦にお礼を言って出かけたんですが、
ふっと考えると、これが管理人さんの留守中、しかも泊りがけのときなんかに起きていたら、と思い立って、改めて自分たちの幸運(?)をかみ締めた朝でした。

追伸: どこかで赤シャツデモのうわさを耳にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく。
バンコクはかなり平和なようです。
政府反対運動はタイの十八番ですので、今回もそれほどたいしたことはないうちに終わりそうな気配です。

Confined in Our Room

This morning, Parn (my roommate) and I was about to go out to meet someone near Thong-lo station.
Then, we found out that we couldn’t open our door!
I tried, and couldn’t open.
Then Parn tried, and no success…
We call the owner of the apartment downstairs, and the couple came upstairs to rescue us.
About half an hour later, they managed to take out the lock with the door-knob, and changed to a new one.
So we thanked the owners, went outside, and lived happily ever after.
THE END

PS: What if the owners were gone back to their hometown?
So lucky of us!

PPS: Those of you who might heard about the red shirt movement against Thai government, please don’t worry coz it’s quite peaceful here in Bangkok.
We could hear some people shouting in distance, but nothing serious so far, it seems.

我が家の贅沢

今日、ついにうちのアパートの部屋でネット接続ができるようになりました!
本当は、先週の土曜日に接続できるはずだったんですが、業者の人が来るのが四日遅れて今日になったんです。
四日ぐらい遅れるのはタイでは当たり前なんですが、最近うちの近くのネットカフェがお休みだったりしてかなり苦労していたので、本当にほっとしています。
よかった、よかった。

Luxury at Home

Finally, at long last, we managed to set up Internet connection in our room in the apartment.

The technician was supposed to come on last Saturday, but was postponed for another 4 days, which is quite natural for Thai society ^_^

It has become quite difficult to find Internet connection near my place these days, so I am so happy to be able to browse the net in our room!

Three “Kamishibais” Have Arrived!

Today, I received a big box from Japan,
including three kamishibais in Thai language.
“Kamishibai” is a form of picture book, designed for a person to read a story
for many children at once.
In one set of kamishibai, there are many pieces of big and thick paper,
which has picture on one side, and letters on the other side.
So the story-tellers can show the picture to the audience,
reading the story part written behind.
You can imagine it like a slide-show which is done completely manually.

The three stories were like folk tales in Thailand and has lots of animals.
My friend, who used to work in the refugee camp
near the Burmese border in Thailand has donated them to ARC.
I can imagine the excited children
staring at the big pictures and stories behind.
They will be great assets for our caravan,
and I can’t wait to go out in villages with them.

タイ語の紙芝居到着!

今日、アパートの管理人さんから、大きい国際郵便を受け取りました。
中には、タイ語の紙芝居が3組も入っています。
日本で図書館司書をされている方で、昔タイ国境にあるビルマ難民キャンプで働かれていた方が、
アークに寄贈するため、わざわざ日本から送ってくださったのです。
タイの昔話をもとに作られたもののようでしたが、ルームメイトのはるちゃんが、
「わたしが小さいときにもこんなのがあったらよかったのに」
というぐらい、動物いっぱいで楽しそうなものです。
これをもっていったときの子供たちの興奮がありありと想像できます。
アークの大切な財産です。
村へ行くのが待ちきれません!

Call for Volunteers!

px

Dear all,

Hi! I’m Yoshi, director of Always Reading Caravan (ARC). In Thai, our project is called Caravan Norn-Nangseuu (Bookworm Caravan).

We are a non-governmental, not-for-profit organization. Our goal is to promote joy of reading and learning to Thai people in rural areas. We especially aim at children and adults who have difficulties in reaching books, such as people from lower-income group, people with disabilities, etc.

We are currently looking for motivated volunteers who would like to work with us in Thailand. Here are a few of the hundreds of things you could contribute:

-Translate Japanese picture books into Thai
-Go with us to villages to conduct story-telling activities.
-Work on our website and blogs.
-Conduct fun activities for children to show them how fun reading/learning is!
-Make tactile picture books and toys with us.

Of course, if you can think of anything that you can bring to ARC, we are more than happy to discuss with you and work together with you.

If you are interested, please contact us at
bookworm@alwaysreadingcaravan.org
or call me (Yoshi) at
083-542-7283
We can talk in either Thai, English, or Japanese ^_^

We are looking forward to hearing from you soon!

Yoshi

タイに到着しました!

皆様

こんにちは! お元気ですか?アークどこでも本読み隊の堀内佳美です。

2月4日の午後11時頃、無事タイの首都バンコクに到着しました。今タイ人の
友人と二人暮らしをしているアパートでこれを書いています。タイは連日30度
を軽く越える相変わらずの暑さですが、冷蔵庫からサウナに飛び込んだ割には、
幸い体調を崩すこともまったくなく、元気にしております。

皆さんには、「何をいまさら」とお叱りを受けるかもしれないのですが、私にと
って2009年という1年は、充実という言葉では書き表せないほど、発見や出
会い、落胆や喜びではちきれんばかりでした。そのためか、帰国してしばらくは、
ぼーっとしてしまいました。特に高知の実家に帰ってから、お正月を挟んだ十日
間ほどは、完全にスイッチオフ状態で、読書三昧をしたり、地元の友達に会った
りしているうちにどんどん日が経っていきました。人には静のときとと動のとき
があると思うのですが、どうやら私のそれはかなり極端なようです。その「静」
が突然「動」に取って代わったのは、まだお正月気分の抜けきらない1月6日、
地元の新聞にアークの活動紹介を掲載していただいた直後でした。

記事の載った朝刊が配られた日から、文中に書いた連絡先メールアドレスに、次
々と応援メッセージをいただくようになったのです。ご子息がタイに留学されて
いることから親近感を覚えてくださった方や、「ハチドリの涙ほどだけれども寄
付金を役立ててほしい」と申し出てくださった方など、それぞれにまだお会いし
たこともない方から、暖かい言葉をいただきました。出身校である高知県立盲学
校の大先輩方や、山猿のようだった私の幼少期をご存知の先生方からもメッセー
ジをいただきました。そのうえ、数名の地元の方からは、具体的な活動への協力
のお申し出までいただいて、私は圧倒されてしまいました。ですから、当然のん
びり読書三昧などと言っていられなくなったわけです。

私は、進学のため、15歳の春に地元を離れました。上京してからの11年間は、
2度の海外留学も含めて、多くの出会いや経験に満ちた、本当に恵まれたもので
した。でも、その一方で、私にとって高知という場所が少しずつ遠い存在になっ
てきたことも否定できません。それは、外の世界を知りたいと思った自分の責任
であり、成長するということと引き換えに払わなければいけない対価なのかもし
れないとは思いつつ、でもやっぱり寂しいと感じることも間々ありました。そん
な中で、たまたま読んだ新聞記事を通して、こんなにも多くの地元の皆さんから
励ましていただけたことで、分厚く暖かい手のひらを背に当てられたような気持
ちになりました。遠ざかっていた高知が、又少し戻ってきてくれたように感じた
のです。

そんな思いと大量の荷物をかかえて、1月14日、私は夜行バスで東京へ戻りま
した。以前ルームシェアをしていた友人は、朝早く転がり込んできた私を、おに
ぎりと暖かいお味噌汁で向かえてくれました。お世話になっている私の母世代の
ご姉妹は、お漬物フルコースと手作りのおかずでほっとさせてくださいました。
プロの音楽活動をしている、学生時代の友人は、自分のラジオ番組でアークを紹
介し、応援したいと言ってくれています。そのほかにも、私は東京にいる約3週
間、ほとんど毎日誰かにお会いし、タイで移動図書館を立ち上げるということに
ついて聞いていただきました。都内の公立図書館で、長年にわたって「みんなの
ための図書館」を目指して地道に活動してこられた図書館司書さん、ビルマ難民
キャンプの図書館に立ち上げから関わられたいわば大先輩、豊かな発想で次々と
新しい形のCSRを考え出されている基職場の上司など、全く違う立場と目線でご
意見をくださったり、ご自分の体験をお話してくださったり。非営利活動を始め
ようとしている私にとって、自分のメッセージを発信するのは不可欠な仕事です
ので、この短い東京滞在は、タイへ行く前の絶好の準備期間となりました。

そして、今私はタイのバンコクにいます。3年前、タマサート大学の留学生だっ
た頃に一緒に住んでいた友人と、去年やっと延長工事の終わったBTSという電車
の駅の近くで暮らしています。新しい駅はできても、うれしいことにご近所さん
はほとんど同じ顔ぶれです。アパートの管理人さんは、3年間のブランクがなか
ったかのように普通に「おかえりー」と迎えてくれましたし、角の屋台のおじさ
んは、トムヤムラーメンを袋に詰めながら、「あれ?5年ぶりぐらいだっけ?日
本でうちのラーメンの宣伝してくれた?」。

アークは、やっとスタートラインに立てたかな、という感じですし、お話キャラ
バンも出発していません。でも、私は、高知、東京、そしてタイの人たちに支え
られてここにいることに、とても安心感を持っています。アークのカタツムリの
歩みを、皆さんがそれぞれの場所で見守っていてくだされば大変うれしいです。

最近日本は寒暖の差が激しいとききました。どうぞお体を大切になさってくださ
い。