先日、やっと労働許可証が取れたので、早速アークの口座を開設しようと思い立って、今日バンコク銀行へ行きました。
今までは、こちらで支援してくださっている方の口座をお借りしていたのですが、できるだけ早く、お金も自分たちで管理したいと思ったのです。

ところが、いざ行ってみると、視覚障害者は口座が開設できない、という新事実を知らされてしまいました。もし口座を開きたかったら、晴眼者とこなければいけないのだそうです。
しかも、もっと驚いたことに、もし晴眼者と来たとしても、私の名前でATMカードは発行してもらえないのだそうです。
あまりにもきょとんとしてしまったので、説明してもらいました。
答えはこんな感じでした。

1.視覚障害者が一人で口座開設できないのは、書類の記入ができないから。書類の記入は、その書類に署名する者と同一人物がしなければならないため、それができない視覚障害者には無理。

2.ATMの機械は、視覚障害者には仕えないようにできているため、カードを所持することができない。第三者に個人情報が漏れることが好ましくないことも原因。

タイだけにかかわらず、金融機関が私たち視覚障害者にとってあまり使いやすいものでないことは多いですし、よく話にも聞いていました。
でも、どうしても「口座を開設する」などという単純なことでさえ一人ではできないのかと思うと、情けない気持ちを隠すことはできません。
それに、二つ目のATMに関する禁止事項には、説明を聞いたあとでも戸惑うばかりです。
なぜ、一部の人に仕えないようなATMを国中に作っておいて、重要な顧客層になりうる視覚障害者に「あんたたちには仕えないからあーーげない!」と行ってしまうのでしょう?
ほかの銀行に先んじて、音声案内や数字キーのついたATMを作れば、新たに何十万という視覚障害者層を顧客のターゲットにできるばかりか企業の社会的責任を果たしているとして、銀行としての印象がよくなること間違いないと思うのですが。。。