これ、ただの地図じゃありません。
触地図と言って、凹凸を指で確認することによって、私たち視覚障碍者にも使えるようになっているものなんです。
主な道路や建物の名前は、点字と墨字の両方で書かれています。るので、
普通の地図をそのまま使うと、情報量が多すぎて触りにくいので、余計なものは全部消して、大事なところだけ残してあります。
これを作ってくださったのは、新潟大学工学部福祉人間工学科の渡辺 哲也先生です。

チェンマイに住んでもう4年になりますが、今日届いたこの地図を見て、
今更ながらたくさん発見をして、喜んでいる私。。。
たとえば、市内の真ん中にある四角い旧市街から、駅やバス停、空港がこんなに離れているなんて気づきませんでした。
どおりでトゥクトゥクのおっちゃんたち、ぜんぜんまけてくれないはずだわ。。。

3部送っていただいたので、
今度チェンマイの盲学校におすそ分けしてきます。
触地図って、小さいときから読んでないと、なかなかわかりにくいもんなんですよね。

渡辺先生、本当にありがとうございます!